仮面の君、鉄華団を見舞いに行く時(三日月に会いに行くんだけど、それだと悪いかなって一応気を使って公式には鉄華団のオルガに挨拶に行くと言うことにする)、事前に必要なものとか聞いて、医療品とか工具とか部品とか、そして鉄華団の子たち全員に行き渡る×1週間分くらいのお菓子を持って行く。そして三日月にだけは別に、小さい箱入りのチョコレートを持って行く。オルガはそれをちょっとだけ忌々しく思ってるけど、世話になってる/パトロンでもあるので、三日月に何かしないかとちらちら見張りつつ、一応ふたりきりにしてあげる。でまあ、オルガが予想した通り、何か海賊退治みたいなので三日月を借りたいとかそういうので、色々してもらってるからしょーがねーなー三日月がいいっつったらいいぜって言う。三日月はオルガがいいって言ったらいいよって言う。ので、チョコの人と一緒に行くことになる。退治する間、毎日三日月の部屋にはチョコレートが届けられて(小さな箱入り)、「これオレのため?」って三日月に訊かれて、そうだって真っ直ぐうなずくチョコの人。思ったより三日月の容赦のなさで退治が早く終わり(仮面の君は多分長引かせようとしたと思うけど)、さっさとバルバトスに乗ってオルガのところへ帰ろうとする三日月に、これは君個人への礼だって、鉄華団宛のとは別に大きなかばんを手渡すチョコの人。中身はまあ多少の現金と結構な金額の小切手と、それから毎日部屋に置かれてたのと同じ箱がたくさん。「これ全部オレの?」って訊く三日月に、そうだ、ってうなずくチョコの人。「・・・オレが、これ全部食べ終わるまでいると思ってたんだ、あんた・・・」って、ちょっとだけ胸がチクっとする三日月とかそういう。
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