ヤンさんに対して、専制政治がどうの民主主義がどうの独裁者がどうの、と言う煽りが入れられるのは、シェーンコップ先生が亡命者だって言う前提があるからなのか。そもそも、ああいう、最悪の民主主義と最善の専制政治を比較すると言う、あの手の問答を、ヤンさんはこれまで他の誰かとしたことがあるのか。軍人として、政治に口は突っ込まないと言う、ヤンさんはそういう態度ではないのかと思うんだけど、だからそういう話は自分では避けてた(そして誰も個人的には振って来ない)、にも関わらず、シェーンコップ先生は、真っ向から、ヤンさん個人に対して突きつけて来る、と言う、何かそういうことなのかなあ。突きつけられるのはシェーンコップ先生の、ヤンさんに対する胸襟を開いてる、甘えてる、と言うことなんだろうし、ヤンさんがそれを許すのも(提案を受け入れると言うことではない、あくまで単なる議論、疑問提示)、シェーンコップ先生に対する信頼なんだろうなアレは。甘えと心を開くレベルが高度過ぎるよママン。
|