仮にだけど、銀英世界に実印なるものがあって、婚姻届とかには印鑑が必要とか言うのだったら、多分各シェーンコップ先生、各ヤンさんの実印のありかを知ってて、書類に自分で判つけるんだろうな。実際にはしないだろうけど。でも婚姻届に限り、道原鬼畜は手間を省いておきましたみたいな言い方で、すでにヤンさんの実印をそこについてるとかありそう。でも名前の記入はヤンさんにしてもらう的な。「貴方自身の手で書いてもらわなければ意味がありませんからな」とか言いながら。何かそういうとこ、道原鬼畜はこだわりそうって思った。ちなみに道原ヤンさんは、「わたしの印鑑を勝手に使うって!!!」って一応声を荒げるけど、「どうせ押すんでしょうからお手間を省いて差し上げただけです」って涼しい顔して言う道原鬼畜に言いくるめられた体を装って受け入れるんじゃないかと言う気が。これ以外のことで自分の印鑑を勝手に使うと言うことはない、と言う信頼があるから。お互いそれが通じ合ってて、でも怒る振りはしておく道原ヤンさんと、怒られた振りで言い訳する振りをする道原鬼畜。何かこのふたりがもしかすると一番、「おまえらさっさと結婚しろ・・・」なのかもしれないと思い始めた。
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