組織を乗っ取った後で、首領だったスポマクをとりあえず生かしてはおいて、自分たちが彼の直属の部下みたいな顔して組織を動かす承花。スポマクはふたりに散々ひどいことした(直接されたのは主に花京院、でも承太郎にされたことで傷ついてるのも花京院の方)ので、復讐に、花京院はスポマクの手足切り落として、喉潰して、片目も抉り出して、食事は胃に直接、と言う仕様にする。そして自分は介護人の振りして、ギリシャの小島に住んでる。そこに承太郎が殺し屋の仕事の合間に会いに来る。花京院は、スポマクに対するサドな扱いを、承太郎が多分嫌がってるんだろうなと思ってるけど、承太郎は自分のためにそこまでする花京院に、実は同情の振りの感謝をしてる。承太郎がいない時はスポマクが玩具。花京院はそのことを承太郎が気にしてるだろうなって思ってて、承太郎は気にしてないわけじゃないけど、それはそれと思ってる。「やだなあ、アレはただの道具だよ。たまたま体温があって、使った後に後始末の楽なね」みたいに、すっごい凄艶な笑みで、スポマクをちらっと見ながら言う花京院とか。花京院はスポマクに延々恐怖を与え続けるのを大変愉しんでて(ある意味自虐的に)、そういう花京院の恐い一面に、実は大変魅かれている承太郎、とか。
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