なぜかDNT悪太さんで想像しちゃうんだけれども、桃色吐息は、多分以前は女性視点の悪太さんとの恋愛観(悪太さんが恋愛関係と捉えてたかは不問)だったんだろうけど、悪太さんもそれはちゃんと相手がそういう風に感じてるってのは感じて理解してたろうけど、でも人間所詮他人がふたりだし自分明日死ぬかもしれない身ですしって感じだったんじゃないかなと思うんだけど、楊さんと出会ってから、そこでやっと自分に対して女性たちが感じてた感覚が芯から理解できたと言うか、ああこういうことなのかって思って、そして自分が恋に落ちて苦しいのは、少なくとも一部の彼女らが味わったのと同じか・・・と気づくなど。オレみたいな立場の人間に、言わないにせよ死なずに無事戻って来て欲しいと望む愚か、くらいに思ってた(それでまあ人間関係が深まるのにブレーキ掛けてたところはある、多分)のに、楊さんには雪崩込むみたいに、絶対死なないで欲しいし、オレはあなたを守るために絶対生き延びる!!!!みたいに思い始めた悪太さんとか。今までは、薔薇の騎士とか言われて、あーはいはい観賞用で枯れたらあっさり捨てるヤツね、あーはいはいって自分たちのことを理解してて、でも楊さんに出会ってからは、花も手入れをしてもらえばずっと生き続けるし、仮に花が咲かない時期があっても、待てばまた花は咲くし、きれいな間だけただ眺めるだけじゃなくて、そうじゃない時も大事にしてもらって生き続けると言う、そういう存在にもなれるって気づいて、自分(たち)をきちんと大事にしてくれるこの人を主君と仰ぎたい、みたいな、何かそういう。まあつまり悪太さん楊さんにベタ惚れだよねって言うことなんだけれども。
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