ヤンさんは多分、士官学校の終わり頃辺りから不眠症が始まったんじゃないかと思うけど、多分最初は、ラップさんの寝顔がずーっと見れていいなーくらいに思ってたんじゃないかと言う気がする。ラップさんと離れてから、夜が退屈だなあって思い始めて、何でだろう、ああラップを観察できないからな、つまんないなーみたいな。自分の恋心は自覚してたろうし、事故的に何かあっただろうなあのふたりとは思ってるけど、自分の気持ちが、自分がそうだろうと思ってた思春期の気の迷い、あるいは初めての地上での生活で色々幻惑された等の上のことって思ってたのに、離れてもラップに対する気持ちは変わらずに、自分が思ってた以上にラップのこと好きで、冷静にあたふたするヤンさんとか。
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