道原鬼畜だと、何か17とか18で、割とヤバイ商売の用心棒とかしてそうなので、きれいなお姉さんのいっぱいいるところで仕事してて、そこに、商船の仲間に悪いこと教えてあげようって連れて来られて、ちょこんって小さくなってるヤンさんと初めて会うとか。おねーさんたちは構ってくれるけど、ヤンさんはそういう気は一切なくて、他の仲間たちはそれぞれ適当に相手見つけて消えちゃうし、でもお姉さんとどうのこうのする気はないしで、どうしようかって半泣きになってたら、それ見てた道原鬼畜に、「こっちに来い、女と遊ぶところに、女と遊ぶ気もないのも来るんじゃない」とかまあ言われながらコーラなど差し出されて、「・・・お酒は飲めます」とかぼそっと返す道原ヤンさんとか。まあそんなで、仲間が戻って来るまで道原鬼畜に守られつつ、道原鬼畜はヤンさんを珍しがって寄って来るおねーさまがたを適当にあしらって、「こんな子どもより、オレの方がいいだろう」とか適当に言いつつ。実際おねーさま方も客の誰よりも道原鬼畜の方がいいんですけれども(大体おねーさまたち全部とそうなってます)。とか言う、そんなような出会い。そこでふたりで、未来なんか語っちゃうんだよ。すでに亡命者アレルギーで厭世的になってる道原鬼畜と、割と目を輝かせて、大学に言って歴史を勉強したいんだって言うヤンさん。ふーんってお互いの話を聞きながら、お互い、まあそれなりの人生が歩めるといいなと言ってるところに、やっと仲間がちらほら戻って来て、じゃあとそこで分かれるふたり。など。
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