ヤンさんは、コプヤン会議がなかったら、自分の中のぼんやりしたままだったことを言葉にして表現することがないまま、査問会でもあそこまでインテリ全開でブチ切れることはなかったんじゃなかろうかと言う気がした。ヤン艦隊で、自分をそう隠したり黙ったりみたいなそういうことする必要が減って、さらにシェーンコップ先生に、他の人には絶対言えない本音とか、言葉で引き出されて(シェーンコップ先生が代弁もしてくれる)、そういう状況で再び理不尽の中に放り込まれて、なんでおまえら分からないんだよ!!バカか!!って感じだったんじゃないかなと思った。シェーンコップ先生が陸戦専門&亡命者って言う、他の幕僚とは色合いが違うと言うのは、ヤンさんと言う人にとってはすごく重要なことだったと思う。
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