ジェヴォーダンの獣で54妄想。自分を助けてくれたジェロニモを、そのままフランス(個人的にはドイツ)に連れ帰るハインさん。冗談混じりに恩人のジェロニモを盃交わした義兄弟というような紹介のつもりで、公けに「弟どの」呼ばわりする(目下に対する敬称がないので、ハインさんの造語的に)。フランス語(ってかドイツ語)が正確にはわからないジェロたんは、それをそのまま口移しに、ハインさんのことを公けの場では「兄どの」と呼ぶ。正確な表現は兄君とか兄上なんだけど、ジェロたんのその呼び方が何だか好きで訂正しないハインさん、という妄想。義兄弟と言いつつ実際はこっそり恋人同士ってことでひとつ。あんまりこっそりでもなかったりしてね。ハインさんを兄さま(あにさまでもにいさまでも)呼ばわりするジェロたんにもひそかに萌える。ジェロたんの部族的には"あにさま"推奨。
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