シェーンコップ先生とヤンさんって、何かお互い互いに対して好感度は高いのに、そうなってしまうと体だけみたいな関係って思い込んでるところがあって、どの時点で気持ちが恋だって気づいたのかなあとか考える。いやあ、お互い劣情解消でしょうみたいな関係だし、割り切ってそういうことってことでいいよねーって言わず語らずで通じ合ってるって思ってて、恋って思ってるのは自分だけって思ってる片思い、みたいな。それでアレだ、相手に何かあって、それで、「貴方/君に死なれたら困る」みたいなことを言う、みたいな。何が困るんですか・・・?ってシェーンコップ先生は絶対問い詰める。絶対問い詰める。絶対。ヤンさんは何か「分からないが、困ることだけは確かだ」みたいなきっぱりと曖昧なことを言い、しばらくキスもできないような空気になるといいと思う。そしてそこから改めて始まる、指先が触れ合うところから、みたいな思春期の少年たちみたいな恋。
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