ユリアンに対する、謀反気が足らないと言うのは、親殺しをしようにもその親がいない、仮の親に対しては、殺すどころじゃない敬愛がある、と言う点で、精神的な親殺しは子どもの成長に欠かせないわけだが、ユリアンはそれができない=大丈夫かな、と言うことだったのかもな。が、ヤンさんを殺した地球教を滅する、と言う形で、ユリアンは親殺しの儀式をやったわけだが。ラインハルトさまは名字をためらいなく捨てると言う形で父親殺しをしたしな。キルヒアイスは、親からもらった名前を一時的にせよ捨てると言う形で、ラインハルトさまに親殺しを強制されたんだよな。あでもさ、シェーンコップ先生が自分の、帝国の名字を捨てなかった(捨てられなかったのかもだけど、法律等で)と言うのは、まあそうだな、逆にあれはあのままにすることでの、祖国等への嫌がらせだな、うん。
|