ツーリング再読中。これの汎用性のおっそろしいことと言ったら。で、今回まで特に注意もせずに読んでたんだけど、これもやっぱり「支配することも支配されることも拒む一匹狼」の物語なんだよなー。最初の最初がカムイってわけでもないんだろうけど、日本人の心のどこかに、支配はするもされるも拒む、みたいな精神性が、普遍的テーマとしてあるんだろうか。一匹狼って表現がわざわざあるわけだから、孤高の存在になんか特別な思い入れみたいなのがあるのは文化的に当然と思われるんだけど、それにしても、この一匹狼ってのがこんなにゴロゴロしてるとは思わなかった。ってか、見てたけど気づかなかった。それだけ一匹狼って主人公が多いってことでもあるんだろうけど。今はボトムズ脳なので、当然殺し屋とかってキリコ変換で、唯一敬愛を示す心の恋人であり師でもある、「美しくたおやかで才能に恵まれているのも関わらず平凡で普通の女性」って、それ何てフィアナ。人殺しの訓練だけされてるとか何かもうキリコで萌え悶えちゃうんだけど。シャッコはシャルルとか言ったら殺されそうだけど、外見にこだわりはないので無問題。シャッコはキリコの白馬の王子さまだもの(公式設定)。個人的に、あれこれの理由で、キリコ目当てに誘拐されて痛めつけられるシャッコを助けに来る王子さまなキリコとか萌える。公式でいっつも助けられるヒロインだから、たまには颯爽と助けに現れればいいよキリコ。キリコを返せとかシャッコを返せとか延々やってろ。
|