キリコにクリスマスの贈り物をするよったん。そんなことまったく夢にも期待してなくて、手渡されて驚くキリコ。本とかペンとか小型の折り畳みナイフとかそんな。クリスマスが終わってから、そのお返しとは思われないようなタイミングで(無理だけど)、よったんにプレゼントを持って来るキリコ。キリコからのプレゼントって、いっそもうすごいきれいに咲かせた雑草の花のブーケとかでもいいような気がする。よったんが、花壇で邪魔になるから抜けって言った雑草の、キリコがこっそり世話して咲かせた花。花瓶に生けられるような背の高さもない花なので、ガラスとかマグに生けて、よったんの机の上花が枯れることを、よったんよりもキリコが内心嘆いてるといい。自分からって別に書き置きしてるわけじゃないけど、それがキリコって分かってるよったんと、よったんは自分からだって知ってるって知ってるキリコ。
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