DNTの、イゼルローン攻略の時と、ロイ氏艦強襲の時の、戦法としては若干違いはあっても、求める結果は大体同じ戦略で、でも明らかにロイ氏強襲のは、戦場での撹乱と、それによる集中そらしが目的で、ロイ氏を本気で討ち取ろうとか、まあついでにできたらねと言う感じがする。それよりは、とにかくロイ氏周辺を慌てさせて目をそらさせた隙の時間稼ぎ、と言うのが実のところの目的だったのでは的な。そして最も大きな違いは、イゼルローンの時は悪太さんはこの作戦で死ぬのは別に構わない、目的さえ果たせばって勢いだったけど、ロイ氏との時は、満足できる状況にして、そして自分もRRも無事生還する、と言うのが目標だったんではと思う。悪太さん的には、敵将の首を持ち帰る(あるいは生け捕り)ことに突進はするけど、それでも無理なら自分と隊員たちの命優先で引く、と言うのが最初からあったんじゃないかなあと。FJだと、ロイ氏をあそこで獲ってたらなあって、割りとマジにFJヤンさんもFJシェーンコップ先生の考えてるっぽい空気があるけど、DNTは、あそこでロイ氏を生死問わず同盟側が獲ったとしたら、帝国からのロイ氏奪還、あるいは復讐戦でエラいことになってたって容易に想像できるし、それはDNT楊さんの、あの時点で求めることではなかった気がする。ヤンさん、大体相手が戦意喪失して去ってくれる展開求めてるじゃん。ロイ氏を欠いたら帝国の戦力を大いに削ぐと言う現実は分かってても、ロイ氏を失ったことで帝国側が戦意満タン、最後の1兵まで命賭けて戦う!!って空気になるのは最大限避けたいことだったろうし。ロイ氏戦死ーひえー俺らおしまいだから逃げるーってなったらいいけど、ならないだろ、ロイ氏の周辺。みったんも絶対激怒で敵打ちに来るし。だから、ロイ氏を見逃したと言うのがDNTでは本当のところで、元々そういうつもりだったんだろうなと。ってロイ氏が知ったらこれまた激怒だろうけど。DNTの演出は、割りとそれが明らかと言う空気な感じがする。と言う個人の感想。
|