シャッキリで遊郭やると、まー当然キリコが遊女なんだけど、常連がついてるけど、誰にも愛想がなくて2流止まりの感じ。最下層ではないけど、まあ自分の部屋をやっとぎりぎり持ってる程度、な感じの、なぜか目立つけどあくまで有象無象。でまあ、(クエント人ではない)仲間の付き合いで渋々やって来たシャッコとひと晩過ごすことになって、まあ普通にお仕事するんだけど、見た目の割りに丁寧に扱われて、終わった後で助かったってつい口にしちゃうといい。シャッコは自分が優しいなんて思ってないので、一体普段どういう扱いされてるんだってちょっと心配になって、「自分がいつも来たら助かるのか」ってこれまた素で訊いちゃう。「・・・決まった客の相手の方が楽は楽だが」ってまたキリコも素直に答えちゃう。そんなわけでシャッコもなぜか常連のひとりになって(別にキリコは手管でそうしてるわけじゃない)、会うたび馴染んで行くわけで、自分が着せ掛ける自分も襦袢とかが当然シャッコには小さ過ぎるので、シャッコ用に、そこでだけ着る部屋着用にって、シャッコのサイズの浴衣でも作っておいてあげるといいじゃない。キリコのところに通うのは当然お金が掛かるので、傭兵の仕事に精を出す→不在がち→会いたい気持ちが募る→駆け落ちとか落籍とかそういうのを真剣に考え始める、とか。個人的には駆け落ちが失敗してふたりで道行きとかそういうのでもいいなあ。まあ、お金のために仕事頑張り過ぎて戦死する羽目になって、もちろん自分のお金は全部キリコにって言い残すんだけど、キリコはそんなお金なんか欲しくはないわけで。でまあ、泣く泣くウォッカム辺りに落籍せられて、その後はろくに口も利かない一生を過ごしましたとか、まあこいつの頭が考えることなのでいつものワンパで。
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