SMなペキリ。キリコのこと、淫売だの売女だの淫乱だの言うよったん。よったんは多分キリコを支配したいわけじゃないけど、キリコがそういう支配欲を刺激しちゃうのでそういう流れになって、キリコと自分の関係はどうしても支配関係にしかならない(ふたりの間ではそれが最適で最上)。でもよったん的にはそれがキリコとの理想の関係と言うわけじゃなくて、埒もないと思いつつ思い煩ってたりして、それがストレスで何となくキリコとの間も空々しくなるとか。キリコは、よったんに対してだけ淫乱な淫売になる自分を、それはそれで別にいいって思ってるけど、それが健康な関係ではない自覚はあって、不健康な関係は遅かれ早かれ破綻するって分かってるけど、今が大丈夫でそれを引き伸ばせるならいいんじゃないかとも思ってる(自分の考えが甘いのは重々承知で)。そこへシャッコが現れて、キリコは初めて対等の関係をそこに見出して、自分が求めてたのはこれだって気づいて、それはよったんとの間では構築できないって思い知って、よったんと離れて行くとかそういう。
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