宮坂さんに、一緒に暮らそうって言う一也の口説き文句は多分、本が1冊で済むじゃないかと言う気がした。ふたりが別々にいるとそれぞれ必要な本を買う必要があるけど、ふたりで一緒に暮らしてれば一緒に読めばいいわけで、そして多分一也の方が医学書の所有数ははるかに多いと思うので、「重い本を借りて持ち運ばずに読める・・・!」って宮坂さんが喜ぶ顔が見えるようだ。「結婚したら、オレの本は宮坂さんの本にもなるよ」ってぼそっと言う一也。最初は多分単なる同居の話だったかもだけど、「そうなると、じゃあ別々に暮らそうねってなった時に、もう黒須君の本は読めなくなる・・・」と思った宮坂さんが、じゃあ結婚すればいいんだ(ピコーン!)ってなるとかそういう。結婚の前に、本の所有先については離婚の場合は話し合いを持つこと、とか言う条件つきになりそうwwww
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