ユリアンがカリンちゃんを連れて来て、きちんと結婚相手としてヤンさんに紹介したいって言うから、じゃあ一緒に食事をしようかってことにして、ユリアンにだけ食事の準備をさせるのは悪いから(一応主役だし)と言う口実で、料理人としてシェーンコップ先生を召喚するヤンさん。カリンちゃんには、「一応ではあるが、君の血縁上の父親だし、君の将来の義父として、君のお父さんに、こういう形で会っておきたい」とかもっともらしいことを言う。そして料理は結構手が込んだあれこれで、ヤンさんはすっかりご機嫌で酔っ払い、シェーンコップ先生も酔って、将来の義父同士、にこやかに、互いの子どもたちの結婚を喜んで、若いふたりも歓迎されてると言う気持ちを抱いてにこやかに和やかに食事の会は終了。そしてその後、ふたりきりになったヤンさんとシェーンコップ先生は、「悪いね、わたしに付き合わせて」と、酔ってたのが照れ隠しの振りであったこととか、できればフレンドリーな人とカリンちゃんが思ってくれるといいなと言う気持ちのためだったとか、そういうのをぼそぼそシェーンコップ先生に打ち明けるけど、「貴方があの程度の酒で酔うわけがない」って自分も楽しく酔ってる振りをしてたんだって言うとかそういう。「君はいつも全部お見通しだなあ」って言うヤンさん。ちなみにふたりの結婚式でヤンさんは泣く。絶対泣く。ハンカチを2、3枚余計に持って来て手渡すのはシェーンコップ先生。
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