熱を出したユリアンにおろおろし、今すぐ医者に連れて行くから!と言ったものの、ユリアンを抱え上げられず、するっとシェーンコップ先生に連絡するヤンさん。すぐ駆けつけて来て、ユリアンを毛布にくるんだ後で、訊かなくても保険証や必要なものを見つけ出して、ヤンさんに絶対に落とさないようにって持たせて、一緒に病院へ駆け込む3人。ユリアンは軽々お姫さまだっこですさすが。病院で、保護者のヤンさんが色々訊かれるけど、答えるのは結構息切れしてるユリアンで、ヤンさんはおろおろの保険証持ち係。色んな説明はユリアンとシェーンコップ先生が聞いて、まあ風邪ですなって薬出されて終了。帰宅後、ついでに買い物に行って飲み物やら買って来て、おかゆまで作って行くシェーンコップ先生。「君、よく気が回るね」ってヤンさんが情けなさそうに言うのに、「新入りの面倒を散々見てますのでね。保険証やら貴重品の場所と言うのは大体どこの家庭でも同じようなものですから」ってヤンさんを慰めて帰って行き、とりあえずおかゆをベッドまで運んで、これくらいはってユリアンに、あーんって食べさせるヤンさん。もう薬が効いてて大丈夫なんだけど、まあこれくらいならってそのままあーんって食べるユリアン。
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