元軍用犬のワルター犬を引き取った元軍人ヤンさん(銃持って戦う方面ではなかった)。トラウマ持ち犬なので、色々対応が大変で、ヤンさんがいないとか死んでるとか思うとパニクるので、大丈夫だよ生きてるよってずーっと言い聞かせてて、わざとかくれんぼして、見つけさせて、ほら生きてたよ大丈夫だよわたしは生存者だよって言い聞かせて、やっと慣れたワルター犬は、今度はヤンさんから隠れて見つけてもらうのが大好きになるのであった。お気に入りの隠れ場はヤンさんのベッドの上と下と、乾燥機や洗濯機の中。その後、年金で生活できるようになると、軍用犬保護施設的なところで仕事し始めて、ローゼンリッターの面々をワルター犬繋がりで引き取って面倒見ることになるのであった。
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