自分はどうしても、ジェシカさんはヤンさんを選ばず、フレデリカさんはヤンさんを選んだと言うのに、あの社会でのある種の傾向の変化みたいなものを感じるので、時代は変わったんだ、みたいな。まあ、フレデリカさんがジェシカさんよりもどっちかって言うと変人寄りであると言う方が多分認識としては正しいんだろうけど、社会が、フレデリカさんがヤンさんを選ぶことを許したと言うような・・・まあ、ジェシカさんからフレデリカさんの間に、ヤンさんの階級も上がって、ヤンさんを配偶者として選ぶことの障壁が減ったと言うことはあるとして。そしてジェシカさんはあくまで友人としてのヤンさんを見てて、フレデリカさんは英雄呼ばわりされてる上官としてヤンさんを見てるわけで、どうしても部下と上司と言う関係に例えられる傾向のある夫婦関係を考えると、フレデリカさんがヤンさんを配偶者として眺めるのに抵抗がない(夫婦関係が単純に部下と上官の関係をスライドさせたものだから)のは当然と。ジェシカさんから見て、友人としてのヤンさんは自分の人生を賭けるだけの人物ではなかったと言う判断だし、恐ろしく優秀な指揮官であるヤンさんを見てるフレデリカさんとは、ヤンさんに対する人物評が多分全然違う。個人的には、ジェシカさんがヤンさんを選ばなかった理由の方がはっきり見えるので、毎回フレデリカさんに、いいの?ほんとにいいの?と肩を揺すぶりたくなる件ww いやフレデリカさんが幸せならそれでいいんだ。きっと幸せだったよね、最後の最後まで。
|