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クリスマスが終わって一時的に解雇されてしまい、「夏頃また戻って来てくれよ」とテキトーなことを言われ、クリスマス前に戻れることは確実なのと、失業手当等ドイツは手厚いはずなので、まあ自分みたいな給料高いヤツは雇っとくの大変だしなって素直に長期休暇のつもりで愉しむことにするハインさん。荷物をまとめて倉庫に放り込み、短期で自分のアパートメントを貸し、まず日本へ行く。ギルモア邸へ落ち着いてから、邸内の修理の必要なところを直したり、フランちゃんの大きな買い物に付き合ったり、張大人を裏方で手伝ったり、そんな感じでひと月過ぎるかなーくらいでジェロたんに連絡をする。ハインさんが日本にいるってことは知ってたジェロたん、「今度はそっちに行ってもいいか、2ヶ月かそのくらい」とハインさんに言われて、そんな長く?ってちょっと驚くジェロたん。否はない。ハインさんのために部屋を用意し、紅茶を用意し、ハインさん用のカップも出して、そうやって短期の同棲が始まるとかそういう。ハインさんはたまたまジェロたんの働いてる牧場で人手がいると言うので手伝いに駆り出され、プロのトラック運転手の腕を買われてトレイラーの移動をしたりもする。そして相変わらず機械の整備とかも自分で手を出す。「俺はそれなりに裕福な、ピアノも本もある家で育った。だが俺はこうやって自分の手を使って直したり組み立てたりするのが好きなんだ。不思議だな」みたいな話をジェロたんとする。そして多分、突然仕事場から、新人が数人逃げ出すみたいにして辞めちゃったので即戻ってくれと連絡が来て、そろそろ現実に戻るか、と言う風になるとかそういう。ジェロたんは名残を惜しみ、ハインさんも、また来てもいいかってちょっと小声で訊いて、もちろんいつでもってジェロたん言われて、空港で見送られて帰国、と言うような妄想。ちなみに最初の2日くらいは部屋は別だけど、どうせじきジェロたんの部屋でジェロたんと一緒に寝るようになるよ。
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