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軍人として、フレデリカさんが直接にせよ間接にせよ人を殺したことがないとは思ってないんだけど、ヤンさんとシェーンコップ先生の共通認識として「我々は人殺しである(しかも大量虐殺)」と言うのがあって、ヤンさんはこれを誰とも分かち合いたいと思ってないし、シェーンコップ先生は、ヤンさんに対してまあ吐き出す場所があってもいいでしょうって思ってる感じで、そこがきっとヤンさんの抱えた闇(決して大きくはないけど深くて暗い)なんだろうなあと。その闇を、ヤンさんは罪悪感とかそういうのなく見せられるのがシェーンコップ先生なんだろうなあと。フレデリカさんは軍人で戦時中で、指揮官と言うのはそういうもので、むしろそういう立場で重圧に耐えてるヤンさん、と言う認識なんじゃないかなあと思うんだけど、シェーンコップ先生は、「人殺しが仕事ですので」と言う本音を隠す気がなくて、ヤンさんも自分と同じ側にいると思ってると言う、フレデリカさんとシェーンコップ先生は、ヤンさんに対する仲間意識が真逆と言うのか、まあフレデリカさんは自分(側)を正義と思ってるわけもないけど、それはそれとして、これは間違ったことではないと言う信念は持ってる人だと思う。シェーンコップ先生は、正義なんぞちょっと立ち位置変えたら真逆になると言うのを我が身で知ってる人で、だからこそ、正義なんてのはねって思ってるヤンさんの、そういう内側を、語らず悟って、同類・・・って思ってますと言うのを隠さないのかなあと。そういう意味で、ヤンさんがヤンさんでいるために、ふたりとも(そしてユリアンも、キャゼルヌ先輩も、13艦隊のみんなも)必要なんだよなと言う感じでひとつ。フレデリカさんは正しく真っ当に光の人で、シェーンコップ先生は、闇とも言い切れないけど、確実に闇に足突っ込んでる人なんだよな。ユリアンは、ヤンさんを通して闇の存在を知ってしまった・・・。あー。あー。あー。
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