本来そういう人だって言うキャラだけど、リューネブルグは絶対にヤンさんに対して膝を折ろうとか思わない人だよなあ。いくらヤンさんが有能でも、ヤンさんが異人種で、さらに見た目が全然冴えない、リューネブルグ的には美しいの範疇の端っこにも入らない人であると言う点で、ヤンさんはまったくもって尊敬の対象にはならないし、割と本気で、その辺の隅に連れ込んで首をへし折って目の前から消す、みたいなことをやりかねない感じ。別にヤンさんが邪魔と言うわけじゃないけど、リューネブルグって自分より有能な人間は目障りだし、自分の出世の邪魔だから消そうって、あっさり考えそうじゃん。まあそういう人だからこそ、帝国にまた戻るなんつーこともしたんだろうし、でも戻った帝国は自分が覚えてる帝国とは微妙に違ったろうし、戻ったらイチからやり直しみたいな感じで色々大変ではあったろうし、思ったのと違う!!と言うのはあったろうなあと考えたりする。その辺、結局同盟から去らなかったシェーンコップ先生と、去ったリューネブルグと、と言う違いを考える。そもそもヤンさんに膝を折れる段階で、シェーンコップ先生も帝国の主義とは肌が合わなかったろうし、結局のところ行くところが特にない、行きたいと思うところが特にない、と言うのが、シェーンコップ先生の淋しさだったのかもなあと思った(そしてヤンさんと言うHomeを得て、ヒャッハーしたわけで)。
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