Love Someone、ラップさんが逝ってしまった後の、まだシェーンコップ先生が現れる前のヤンさん。誰かを愛したい。誰も電話して来ないし、誰も家にいない。誰かを愛したい。歌詞があまりに真っ直ぐで切実で、いらんところに刺さるが、個人的には螺旋のヤンさんの声で再生される。恋人欲しいなあって言ってる感じのあの、まだ幼いヤンさん。ラップさんには結局、好きだと明確に言葉にしたことはなくて、それを今死ぬほど後悔してて、だから次にそんな人に出会って、愛してると思ったら、ちゃんとそう言うんだって、ひとりの夜にあれこれ考えながら誓うヤンさん。
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