ある日目が覚めたらこんなものがベッドに一緒にいたって卵を抱えてやって来るシェーンコップ先生。は?ってヤンさんは当然そういう反応だけど、「貴方と私の子と思いますので養育費のご準備を」って言われて、「いやいやいやいや、そもそもわたしたちのどちらも出産はしないはずだし、人間は卵生じゃないよ!」ってできるだけ冷静に言うけど、「おや、では閣下はこの卵を放置して死なせよと?」と言う辺りから、卵を交代で抱えて孵化まで協力するペンギンの話とか持ち出して、養育費はともかくも、卵と共同で温めることには同意させるシェーンコップ先生。しかし貴方が抱えると割ってしまいそうだって、メインはシェーンコップ先生とその他RRの隊員と多分ユリアン。僕の弟ですねってちょっと目を輝かせて言うユリアンに、おまえまで・・・って思うヤンさん。まあしかし、小さな共同体ではこうやってみんなで子どもを育てるわけだし、まあいいかと無理矢理納得するヤンさん。その後生まれたのは多分ぴきゃあとか鳴く竜の子で、シェーンコップ先生に髪と瞳の色はそっくりで、頭をかく仕草がヤンさんそっくりで、冷静に怒ると瞳が真っ黒になって、ああ確かにヤンさんの・・・ってみんなが納得するとかそういう。オチはない。多分ヤンさんがそういう夢を見た、と言う話。
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