ヤンさんがユリアンと言う息子を持った、と言うのは、恐らく提督と言う立場はつまり艦隊にとって父親と言う立場であると言うことの隠喩なのかなあと思った。まあヤンさんはどう見ても13艦隊のお父さんだし、父親=指揮者、指示者、と言うのはまあ昭和の価値観かなと思いつつも、ヤンさんが父性を担った存在、だからこそ父親フィギュア憎悪のラインハルトさまが、ヤンさんと言う人にあそこまで固執した、シャアとは逆に、ヤン・ウェンリーは私の父となってくれるかもしれない人だった、的なところがあったのかもと。まあ、ラインハルトさまはヤンさんの父性の部分にはまったく触れずに、戦略家としてのヤンさんしか知らないけど、例えば物量で来て大量虐殺まがいしてヒャッハーと言うタイプでは絶対にないと言うのは分かってたろうし、その辺で、戦争屋同士の敬意みたいなのがあったんじゃないかなあと言う気がする。まあラインハルトさまは戦闘屋だけれども。シェーンコップ先生はヤンさんに対して父性を感じてたし父性を求めてたよね絶対(萌え抜き断言)。
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