お父さんが亡くなって、DNT楊さんが孤児になったと聞きつけた母方の祖父、両親が駆け落ち同然だったためにずっと疎遠だったんだけど、楊さんを引き取りに来て、行ってみたらでかい屋敷で、あー父さんが結婚反対されたもの納得だなあと思いつつ、でかい図書室に心躍らせ、おじいさんが、「ここの人間と分かると色んな人間が近寄って来るかもだから気をつけるように」って楊さんに注意して、「金持ちってのも大変なんだなあ」とか思ってたら、敷地の外にちょっと出ようとしたところで妙なにーちゃんたちに絡まれ、誘拐されかかり、そこに飛び出して彼らを蹴散らすメイド服のDNT悪太さん。「あなたのおじいさまのご命令で、あなたのお傍で見張っておりました」って、でかい機関銃抱えて。「この姿なら警戒されませんので」とか言いながら、長いスカートの裾を翻して蹴り上げキックとかそういう。その後、祖父母は長生きして楊さんが大人になったのを見届けて逝き、ひとりになった楊さんは、ずーっと一緒にいてくれた悪太さんと幸せに暮らすのでした。終わり。
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