色々あって、何かすごくエラいお坊さんの生まれ変わりとか言うことにされちゃうヤンさん。まあ本を好きなだけ読む時間をくれるって言うなら別にいいけどってお寺に行って、一応何かあったら困るし、妬んで攻撃して来る人もいるからって護衛をつけられて、その隊長のシェーンコップ先生と出会う。シェーンコップ先生は単に雇われで、別にそのお寺の信仰に対してはほぼ無関心。そしてそのお寺のトップってのに全然エラぶらないどころか、怠惰で覇気もないヤンさんにやや呆れれたりもして。とは言え、有事の時にはしゃきっと頭の役目をきちんと果たすので、ギャップに惚れちゃったりする(お約束)。ヤンさんは、本が読みたいだけ読めるって言うから来たけど、読みたい本をダメって時々言われちゃうんだよなあとかヤンさんがこぼすので、こっそりその本を差し入れてあげるシェーンコップ先生。そしてある日、ヤンさんだと思ってたけど、実は生まれ変わりは別の人でした!!とか言うことになって、お寺を追い出されるヤンさん(本は全部持ち出しました)。そんな荷物では大変でしょうって、次の警備の役を蹴って一緒に出て来るシェーンコップ先生。掌返されて悔しくないのですかってヤンさんに言ったら、「大事な生まれ変わりとやらを間違える程度の信仰に、悔しいも何もないさ」って清々しく言われる。そしてふたりで大笑いして、さて、どこへ行きましょうかって、特にどこともなく去ってゆくふたりとRRのみんな。
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