ユリアンの、ボクが守って差し上げます、と言うのは、ユリアンの保護されるべき立場からの可愛らしい物言いと言う点で単に微笑ましいだけのはずが、どんどんヤンさんに対する物理的保護者の立場を強めて行って冗談にならなくなった頃に、6/1の悲劇が起こると言う、何かもう、これは悪意ある展開ではないかと思いたくなるほど、ドラマティックだなあと思う。こういう承前があるからこそ、見てる側は、間に合う、間に合う、きっと間に合う、よね?ってなるわけじゃん。心臓に悪いところに心臓にナイフぶっ刺されるみたいな感じ。まあ、これでこそ作家と言うわけで。
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