コーネフさんは愛される能力に長けてる分、愛することに対しては慎重と言うか、愛されたから(安易に)愛し返すと言うことは基本せず、だからと言って別に自分に愛される資格がないとか自分にその価値がないとかそう思ってるとか言うわけでもなくて、でも何かこう、「安っぽいな」みたいな感じが否めずに、自分を愛して来る人たちを割りと冷静に眺めて、拒否はしないが受け入れもしないと言う、中立と言えば中立な感じで。そういうコーネフさんが、愛されてると感じる前に、ああ、自分はこの人に惚れてると思ったのがボロディンさんなのではと。そしてボロディンさんは、割りと愛するタイプで愛されることに慣れてなくて、息子みたいな年齢の青年が明らかに自分に対する好意を隠さないことと、そこからコーネフさんの愛されオーラにやられてしまったのではと言う気ががががが。そして、愛した人に愛されると言うのは奇跡に近いと悟るコーネフさん・・・。
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