ヤンさんが、ユリアンが何だかわたしの真似をして本ばかり読んでる気がするんだが、自分は本の虫で体力激弱だし、ユリアンにはそんなところはわたしに似ずにもうちょっと外に出て欲しいなみたいな、ごく軽い愚痴をシェーンコップ先生に言ったら、当然ご心配なく、RRで十分しごきに耐えてますし、銃の腕の貴方よりずっと上ですよとか真っ直ぐ返されて、違うそういう答えが欲しいんじゃないみたいな顔をするヤンさん。同じ愚痴を、もっと軽くコーネフさんにこぼしたら、「オレは閉じこもってパズルばっかりやってますがね・・・それでもパイロットとしてはそこそこだし、坊やもその辺は自分でバランス取る方法をちゃんと見つけますよ。それに、本の虫でも、別にいいとオレは思いますよ」ってパズルから目を離さずに言われて、そうか、そうだね、ありがとうって素直に言うヤンさん。立ち上がって去り際、コーネフさんがどうしても埋められない欄をちょんって指差して、「それ、●●●じゃないかな」って言ってから立ち去るヤンさん。言われた通り埋めてみたらばっちりハマって、「さすがぁ・・・」って思わずこぼすコーネフさん。
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