どこがー?って言われそうだけど、安全地帯のあの頃へは、個人的にペキリソング。まだ年若い、少年が終わったばっかりのキリコが、すでに死の気配を嗅ぎ取りつつあるよったんを、自分がまだ幼かった頃、戦争等の苦しさを知らなかった幼児だった頃、あるいは軍へ入る前、思春期に入って、あれこれあるにせよ、この世の終わりとは(まだ)思ってなかった頃に、よったんを連れて行きたいって思ってるとかそういう。よったんにとってはそれこそ昨日くらいの、「あの頃」なんだけど、まだ18のキリコにとっては大昔なんだって言う、そういう、ふたりの、年の差による時間の感覚の違い、と言うような。
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