アレだよね、ヤンさんが歴史上のあれこれ調べるのに不慣れな土地に来て、案内人として現れ、色々ヤバイところに連れて行ってくれつつ、時々遭遇するヤバイあれこれから助けてくれるのシェーンコップ先生だよね。野営って庭でキャンプ(もどき)くらいしか経験ないヤンさんのために、ちゃんと火を通した料理を振る舞ってくれたりとかそういう。「文献を読んでるだけじゃ研究にならないってことでね、それでここまで来てみたいんだが」みたいな。逆にシェーンコップ先生が、この辺の事情に詳しい人としてヤンさんを訪ねて行って、「うーん、別に連れて行ってあげてもいいけど、うーん」みたいな感じで、まあ森の奥の遺跡みたいなところに案内してもらって、「あ、そこに踏み込むと森の精霊とかって言うのが怒るからそこで止まって」みたいなことを真顔で言うヤンさんに、はあ?と思いつつも、言ってることが全部正しいので、あれれー?ってなるシェーンコップ先生とか。そしてふたりで、頭と力の両方が揃ってないとたどり着けない聖域へ一緒に踏み込んでゆくのであった以下略。
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