ひと晩限りの情事のつもりが、夜が明けたら「何チャラが起こってウンチャラ」と言う非常事態で家から出れないことになってたコプヤン。しかし何日も続くまいと、特に名乗らないまま、短期の同居人と言うことになる。そうして突然何の同意もなく始まった共同生活で、お互いが意外と神経に障らないことに気づくなど。長引くにつれて必要な買い物だけは許されるのを、協力して何とかこなして、閉じこもって暇なので、当然まあごにょごにょ。次の買い物にはコンドーム買い足し必須、的な。そうする間に、こういうのも悪くない、ひとりでないこと、この目の前の誰かさんと一緒だから多分この閉じこもりも耐えられるんだろうみたいな感じになって、危機は終わったからもう自由だよってなっても、一緒に手を繋いで外に出て、じゃあと別れる時に初めて名乗って、「・・・私のところで、紅茶で一服と言うのはどうですか。貴方のために買った紅茶がまだありますし」って誘うシェーンコップ先生。「・・・そうだね、コーヒー派の君には用無しだからね」ってそっと目を伏せるヤンさん。しばらく通い婚になるけど、さっさと籍は入れてしまうふたりとかさ。むしろ外に出れた日に、そのまま届け出しに行くとかさ。
|