愛の重いDNT悪太さんが、どんどん周辺をヤンさん好みで埋め尽くして、「これは美味い紅茶だね」とか「これはいいカップだなあ」とか言われるたびに、「閣下のために選びました」とか必ず言うよね。楊さん、最初はうわあってちょっと引いてたんだけど、それはそれで悪太さんがまあ楽しそうだし、自分も尽くされていやな気分じゃなくて、ちょっとだけ冷静に、「でもこれは他の誰かがやってくれても同じように感じるとは限らなくて、やっぱりシェーンコップだからなんだろうなあ」って理解してるとかそういう。ああ、恋してる、恋されてるってこういう感じなのかーと、両思いを生まれて初めて経験する楊さんなど。
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