54で、ふたりが高校1年と2年くらいで同じ学校で、ジェロたんは体が大きいけど抵抗しないのでいじめっ子たちの標的になってて(大きいので暴力ふるい甲斐があるし、丈夫なのであんまり怪我しないとかそういうクズな理由。後見た目が違うし、おまえどうせ政府が守ってくれるって思ってんだろー甘ったれんなみたいなそういう物言い。自分で書いてて腹立って来た)、いつも顔に傷作ってて、教科書とかも落書きだらけにされたりしてる。それを見た1年上のハインさんが、おまえら何やってんだっていじめっ子たちを蹴散らして、ジェロたんにも、「もっとしっかりはっきり嫌だって言え、おまえみたいなのに暴力ふるうのは卑怯者だって言ってやれ」って檄飛ばすけど、「おれが抵抗したら、向こうに怪我をさせる。そうしたら刑務所に送られる」(少数民族の警察沙汰は大事になってしまうことが多いし、多分ジェロたんも自分の家族とか血縁がそうやって刑務所に無期でいたりするから)とか言って、ハインさんも、自分の物言いがちょっと浅はかだったって反省する。その後は、ジェロたんの傍にいて、いじめっ子たちに目を光らせて、「上級生に守られて恥ずかしいヤツー」とか揶揄されても、ふたりは別に平気で、ハインさんが先に卒業しちゃうんだけど、その時にはもういじめっ子たちも飽きてて寄って来ない。ジェロたんはハインさんにお礼を言って、ひとりの時にまたいじめられたら、その時は何とか自分で、暴力は使わずに追い払うって言う(特に手段があるわけではないけど)。その後同じ大学にジェロたんが入って、まあそのまま結婚すればいいじゃないって言ういつもの54。個人的には、ジェロたんが高校2年で、ハインさんが新卒の教師でもいいなと思った。高校生男子と高校生教師hの恋(既視感)。卒業するまで絶対にプラトニックで、もう世間はあのふたり付き合ってるーって言ってるのに、好きとすら伝えてないふたりとかそういう。
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