あらしのハインさんは、相当アレな拷問も、自分で命じて、きっちり最後まで見学して、悪夢は見ない系のタフさがあるなあと突然思った。色々通って来て、へっそのくらいとか思ってそう。生身で腕落とされた人だしな。ジェロたんはハインさんが見てるのにひとりでどこか行くわけに行かないので、内心超吐き気を催しつつ付き合い、ハインさんが見ない分の悪夢を見てそう。ジェロたんの、そういう真っ当さを当然分かってて、でもジェロたんが自分の傍らでそういう悲惨な状況を一緒に見てると言うのに、ある種の感謝をしつつ、何か自分の人生の悲惨さを全部ジェロたんに八つ当たりしてるのかもなって言う自覚もないでもないとかそういう(どこかの誰かを拷問しつつ、それをわざと見せることでジェロたんを精神的に拷問してるってかさー何かそういうの)。
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