ヘルムートとヴィスコンティの話を読んでて、うっかりペキリ変換してしまい、よったんの情人、若い燕呼ばわりから、関係が長く続くにつれて、「ペールゼン夫人」と言うような揶揄に変わって行くなど。キリコが通り過ぎると、あれが有名なペールゼン夫人かよってささやきが渡って行くってエロい。実はよったんの方がキュービィー夫人になりたいとかそういう。それこそある日、よったんにちょっとついておいでって言われて、何日も掛かるような辺境の星に連れて行かれて、そこでよく分からないまま、その星の婚姻届(アストラギウス銀河で正式に認められるものではない)にサインしちゃって、ところがよったんがよく調べてなくて、その星の婚姻は、両人の姓をひとつにすると言うような決まりはなく、別姓のままで、ちょっとがっかりするよったん。そういうよったんをキリコが慰める帰り道、みたいな。婚姻届はしっかり持って帰ります。キリコ的には、おれをペールゼンにするつもりだったのかってちょっと気になるところ(よったんは多分キュービィーになりたかったと思われ)。その結婚したのが実はキリコが16の時だったとか、個人的に超エモい。誰にも見せたくも触れさせたくもないよったんの所有欲! その段階で、まあキス程度はあったけど、まだ深い関係はなかったですとか言ったらさらにエモい。
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