あれだ、999コプヤン、シェーンコップ先生がヤンさんを導く先には、10億年前くらいのヤンさんとシェーンコップ先生が出会って恋に落ちて、シェーンコップ先生が先に逝ってしまった、ヤンさんを残して逝ってしまった(人間と言う生物ではなくて、微生物的な、生命の初期みたいな生き物と言うような)、ヤンさんはその後ひとりと言うか1匹と言うか、長生きして原初の生き物の源になった的な、何かそういうストーリーがあって、その10億年前に死んだシェーンコップ先生の思念が宇宙を漂ってさまよう内にどこかに定着した、みたいな場所と言うような。で、そのシェーンコップ先生の思念が、人間の形をしたシェーンコップ先生を生み出して、メーテル的な存在として今人間として生きてるヤンさん(生まれ変わりと言うか、ヤンさんと言う核部分は最初の微生物の時から保たれてる的な、意識としては不滅)を連れに来た、と言うような。そしてヤンさんは、シェーンコップ先生の思念が動かす義体と言うのか、とりあえずは人の形をしたシェーンコップ先生に連れられて銀河鉄道999に乗り込み、終着駅は惑星イゼルローンとか。無人の要塞星にいる、シェーンコップ先生の思念。君だったのかって、再会を果たすヤンさん。そこからどうなるか知らない。人間の形をしてるシェーンコップ先生は機械人間なのかと言うヤンさんの疑問に、裸を見せて答えて、実際何なのかは分からないまま、ただヤンさんが宇宙が裂けるくらいに驚愕する絵面。でも多分、ヤンさんに再会できたことで、シェーンコップ先生の思念は今動いてるシェーンコップ先生の方に移って、じゃあ地球に戻ろうってまた999に乗るとか。今度はシェーンコップ先生の体はそこそこ劣化してて、今は人間のヤンさんとちょうど寿命が同じくらい、そしてまったく同時に、眠るように一緒に死ぬ、そしてまた1億年くらい後に、ふたりの思念がどこかの星にたどり着いて新たな生命を生み出すと言うような、そんなループ。
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