674369
構わずダダ漏れ。時々青いお空とかに反応投げ。ここのタイトルが時々近況報告。ブラウザバックで戻って下さい。
メルフォ置いてみました。タレコミどんと来い!!


スペースでAND検索
  2019年10月1日(火) * other
自分、五郎くん×又一さんが好きなんだけど、何かもう、2003年版は、又一が西田氏のせいかどうか、もう五郎くんと自分が結婚したい!自分が五郎くんの子ども生みたい!!と言うのがダダ漏れで、そのせいかどうか、2019年版よりも、男同士がどうやって親密になるのかの描写が密で激しくて、今のセックスの暗喩じゃないですかヤダー今のもう完全にデキてたよね等々、そんなんしか出て来なくて、アレ?これはBLだったっけ?モザイクいらない18禁?あれ?って感じ。又一さん、五郎くんをほとんど買った感じだけど、これっていわゆる娼妓の身請けだよね。ああ会った瞬間一目惚れだったんだろうなと言うのが分かる。娘は単なる自分の遺伝子の器で、建前上自分の娘が五郎くんの妻だけど、実際にその場に収まってるのは自分って感じ。ケイ子さん(まだ一度も誰にも名前を呼ばれてないと思う)と、五郎くんの目の前でイチャつくのも、ケイ子さんとそうなることでより五郎くんに接触したいってことだよなアレ。まあ、多分ケイ子さん自体には又一さんあんまり興味はないと思うけど。すごい、メインの女性が端から無個性で(外見も話し方も声も、唯一ケイ子さんは職業婦人&一応雇われだろうけれど建前経営者なので、個性的に振る舞うことを許されてると思われる、そういうひと味違う女性と言う設定でもあるだろうし)、この辺もさすがと言うか、男の遺伝子の器でしかない女は、若くてきれい以外の要素は必要ない、的な。くれない会の女性たちの方が、外見はそれぞれ個性的(中身はまったくのステレオタイプで描かれてるけど)なのが、何か男の遺伝子の器状態から解放された方が多少自由が許されてる感で、この辺の女性描写、そしてそれに合った女優さんの選別と、女優さんたちもそれに合った演技で、女の存在はいらなくないですかと思いつつ、その女性がいないとまったく関係を結べない男の虚しさと言う・・・そして又一さんの職業が産婦人科医と言う、この強烈な皮肉・・・。で、まだこれから未来のある、里見さんとこの子は男の子って言うな・・・喘息か何かで病弱ではあるっぽいけど。すげえわ。これを書いたのが女性作家と言うな・・・。男性間のあれこれを、たとえ疑似であっても同性愛的にははっきりと描かないのは、時代か、それとも作風か。これをはっきりと同性愛です、男女関係に逃げ込まずに暴いて書けば恋愛です、と書き切る高村薫は、この流れなんだろうなと思った。


【2024】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2023】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2022】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2021】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2020】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2019】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2018】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2017】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2016】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2015】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2014】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2013】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2012】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2011】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2010】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2009】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2008】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2007】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
【2006】 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

管理 nik6.24