ヤンさんのシェーンコップ先生への一目惚れって、あんな知性派でも顔がいいと言う1点であそこまでメロメロに惚れちゃうんだーって言う人間のどうしようもなさを表しててすごく好き。まあ、OVAの表現だと、顔がいい&大変紳士である&気骨もある、と言う描写で、単に顔がいいだけではないんだけれども(そしてヤンさんが一目惚れしたと言う時点で、単に顔がいいだけの男じゃないって提示されてるのがもうな。な。)。ヤンさんは知性的ではあるが決して理性的な人間ではないってのもそれで明示されてて、あのOVAの初対面はすっごい重要なシーンだと思う。さらに、あの顔のいい有能な男に惚れて、その能力が自分の役に立つって思うと、計算高く自分の計画にさくっと組み込んで、さらに向こうを(相手の求める自分の中の父性のチラ見せで)たらし込んでさっさと自分の思い通りに動かすし、向こうは向こうでそういうのを全部読んだ上で話に乗って、能力も演技力も発揮させてヤンさんをさらに惚れさせて、何この茶番(突然冷静)。
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