愛する愛されると言うことに恐ろしく不器用と言うか、そもそも関心のないままのヤンさんに危機感を持って、キャゼルヌ先輩はユリアンと言う、ヤンを愛さずにはいられない、ヤンが愛さずにはいられない対象を選んで送り込んだのかなと思った。ヤンの好みを的確に選択したと言うか、さすが先輩って言うか。そうして愛すること愛されることを一応学んだ(エロスではなく家族愛だけど)ヤンさんが自分で選んだのが、シェーンコップ先生だったと言うオチ。先輩がヤンさんに対してひそかに講義をした家族愛から、いちばん遠い人と言う、何か個人的に納得したと言うか、そうだよねヤンさんてそういう人だよね、みたいな。
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