リンツさんに、連隊長としての苦労をねぎらいつつも、そのさらに上の立場になってしまって、さらに気に掛けることと気に掛けなければならない人たちが増えて、多分自分のことが疎かになってるんじゃないかなって思うんだよねって、シェーンコップ先生のことをぽろっと言うヤンさんとか。君はもちろんRRのことで忙しいのは当然なんだけど、わたしが気にすると強がって何も言わない気もしてねって、申し訳ないけどできたらリンツさんが気にしてあげて、みたいなことをぽそぼそ言うヤンさんとか。でも多分リンツさんは、あーあの人は自分のケアは見えないところでしっかりやってる人だから、まあ司令官閣下はまだ付き合い短いから知らないですよねって、ちょっと何なんだこのふたりって思ってるリンツさんとか。実は、あの若さで艦隊司令官とか要塞司令官とか大変だろうに、みたいに気を使う発言をシェーンコップ先生から聞いてるリンツさんとか。自分みたいな新参者に気を使われても的外れだろうしなみたいな。何このふたり(能面)。
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