バスで向かい合わせに坐ってた若い男女、お互いスマフォか携帯プレイヤーでヘッドフォンで何か聞きながら、お互い目配せし合ってくすくすずっと笑ってて、明らかに会話が成り立っている。手話かって思ったんだけどそうではなくて、何か彼女の方がぱちぱちずっと打ってたから、テキストやり取りしてたのかも。彼女の方は眼鏡(ダテかも)で割りと小柄でファンキーな感じ(髪を赤くして、後ろへ向かって短くなる変形ボブ?)、彼の方はぬーぼーな感じの色の淡い人で、ちょっと丸っちい巨漢。このふたり見てて、別々の携帯プレイヤーで、BTとかで曲とかアルバムとかプレイリストとか送り合うとか、プレイヤーもヘッドフォンも別だけど同じ曲を同時に聞いてるとか、何かそういうの萌えだと思った。バス降りたら、彼が多分190くらい、彼女が160ちょいかどうかの足元がでっかいヒール。きっちり腕の長さ分くらいの、きちんと友達の距離で一緒にいて、触れようと思ったら半歩相手に近づかないとダメな距離。その距離が超絶萌えなふたりだった。これはニッチな趣味で友達になった系、周囲は付き合ってると思ってるけど、本人たちは否定する流れだけど、それにぎりぎり未満な好意はお互いあって、もしかしたらいつかそっちに転ぶかもの流れ!!! 彼女を先にドアに通して、もちろんドアは押さえて、後から来たこいつも先に通してくれたしアイコンタクトつきで最後までドア押さえててくれたよ彼!ありがとう!親御さんの躾(多分)に感謝! この彼女にそうやって教えられたんならさらに萌え! 大変萌えなふたり組だった。眼福眼福。
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