ロイ氏が同性愛者であると言うのに目から鱗。そうか、女嫌いのあの描き方は、あの時代の典型的な隠れ同性愛者の表現か。そして彼に子どもができて、恐らく真っ直ぐまったく迷いのない異性愛者のミッタんに子どもがないと言う皮肉、に見えるけど、多分あれは、原作者なりのロイ氏の想いの叶え方なんだろうな。ああいう女性の扱いはいかにも昭和だけど。原作者はアレは無自覚かどうか分からないんだけど、もしかしたら、昭和にはああいう男同士の関係と言うのがごく普通だったのかもなんだけど、男同士がいかに血を繋ぐかと言う物語なんだよなあ。母親とか女は完全にそのための道具。個人的にはそこに徹してる分、逆に清々しくはある。原作読まないとまだ分からないけど、そこに嫌悪が湧かないのは、原作者の理性と知性だろうな。個人の見解。
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