疎遠にしてた叔父の遺産とやらの、古い屋敷を継ぐ羽目になるよったん。まあ静かな別荘程度にいいかって、様子見に旅行がてら出掛けてみる。遺言書には「屋敷と、屋敷に付随するすべてを一緒に受け継ぐこと」って書いてあって、付随って何だと思ったら、屋敷の端っこ辺りに住み着いてる孤児がいた。まあキリコなわけだが。何となく交流が始まって、まともに付き合う自分に少しずつ懐つくキリコに、持って来た本を読ませたり、字を書く練習に付き合ったり、そうこうする内に、擬似の父子関係から何か色々発展するといいよ。住み着いてた屋敷の、とりあえず雨風は凌げるところに野宿だったのが、自分の部屋に入れるようになって、自分のベッドで一緒に、になって、まあとりあえず体裁があるので、キリコの部屋とベッドは用意してあげるよったん。まあ何だ、その後はお察し。
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