4畳半で神田川してるバココダ(逆でもリバでもいいよ)。バーコフのために洗濯機と乾燥機のペアを選んでご機嫌で家に帰るゴダン。お揃いの洗濯機と乾燥機が、「オレたちみてーじゃねえか」とかそんな。バーコフはやれやれって苦笑いして、届いてみたら使いづらくて、「・・・まあいいか」と思う、ゴダンへの愛。狭いけど、多分雪原で野営よりマシだし、ダウンバーストよりずっとマシだし、ワップと一緒に基地よりずっとマシだし、ゴダンを見守る会に見守られてるよりずっとマシだし、マシの基準が世間並みよりずっと低い、ゆえに幸せなふたり(幸せ?)。お風呂のないアパートでも、洗濯機と乾燥機が全体の面積の3割占めてても、ふたりで明日を迎えられるならそれが幸せ! 夕方、エコバッグ持って一緒に買い物に行くふたりの姿がナチュラルに浮かぶのはどうしてなのorz 洗濯機をゴダンが勝手に選んだので、今夜のおかずはバーコフの好物に譲るそうです。ゴダン優しい。狭い台所に、でかい男がふたり並んでおさんどん。エプロンつけるのかなどうかな。見張りがどうの、火を使うと敵に見つかるがどうの、そういうことを考えずに、屋根の下の、地面でないところで、大事な人と向かい合わせで食べるゴハンはきっと美味しい。そういう幸せがあってもいいと思うの。ところで洗濯機の代金、誰が払うんだろう(ゴダンてお金の話は弱そうなんだもの)。でも幸せに馴れてなくて、ストレスたまると時折ふらっと黙っていなくなるバーコフ。すごいヤキモキして探し回るゴダン。4日くらいして、またふらっと、すごい不精ヒゲでよれよれになって戻って来るバーコフ、とか。平凡な幸せはまだまだ遠い。不憫。試行錯誤しながら、ふたりで手探りで、死なない明日を掴もうとしてくれるといいなあ。そしてそんなふたりを見て、「お、オレも!」と、キリコにプロポーズしに行くザキ。バニラ恋の相談室の時間です(違)。「えっキリコが好きなのに殺したい気持ちが抑えられないって?そんなんアレだよ"殺したいほど好き"って言っちまえよゲラゲラゲラ」 「殺したいくらい好きなんだーキリコーっ!」(手にナイフを持って) 違う、そうじゃないそうじゃないザキ。キリコの手当てをしつつ、頭を抱える羽目になるバニラ。また胃に穴(ry ザキはある日突然キリコのところに現われて、「金を出せぇ!」って出刃包丁構えてやって、すかさずキリコが「分かった。やしなってやる」と言って婚姻成立。ふたり暮らしで、でもキリコはあのいつものマイペースで、「オレ、愛されてないんだ」って時々ザキがすねるって言う。そして寒い夜には寄り添って眠るふたり。外見には、多分キリザキよりもイチャイチャラブラブに見えるバコゴダは、バーコフが定期の失踪期に入ると、ゴダンより心配して探し回るザキ。ゴダンは「そのうち戻って来る、いつもそうだ。心配すんな(でも内心すごい不安。でも見せない)」って言う。ザキはそれを言葉通りに取って、「ゴダンは冷たい」ってキリコに愚痴る。キリコは、「あのふたりの間には、おれたちにはわからないことがあるんだ」って静かに言って、結局バーコフはふらっと戻って来てまた普通に戻って、ザキはとにかくも幸せそうなふたりを見て、キリコの言うことは正しいって思う。「オレたちも、幸せになれるかな」「今が幸せじゃないのか?」とか素で聞き返すキリコ。「・・・そうだな、そうだった」って、キリコとふたりでいられることが幸せなんだって、改めて思い知るザキ、とか。バーコフが戻って来ると、どっちが夜どっちの湯たんぽになるかで揉めてればいいバココダ。喧嘩になると、失踪すんぞ!って脅すバーコフ。ひどい。でもそんな鬼畜発動は対ゴダンだけなので、それってバーコフの遠回しな愛の告白。気づけゴダン。頑張れゴダン。
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