隣り合わせに坐って、みんながいるけど多分見てないと言う希望的観測の元に、キリコの手をそっと握るよったんとか妄想。そんなペキリ萌える。ひとりで萌え悶える。自分の手の甲に乗って来たよったんの手を、自分の手をその下で引っくり返して、ぎゅって指の間に指入れて恋人繋ぎとか。とりあえず、キリコを正装させて(RSのアレじゃなくて、ちゃんとした簡易でもいいからタキシード)、オペラに連れて行って下さいよったん。キリコに自分のロングコートを羽織らせるよったん萌え。そしてたまたま上着なしのよったんに、兵士の携帯用毛布を着せ掛けるキリコも萌え。オペラの会場で、キリコは、ヨランがこれを美しいと思うなら美しいんだろうなと思い、そして自分でも美しい、かな、くらいに思ってて、オペラを初めてなりに一生懸命(自分のために)聴いてるキリコによったんは見惚れて、「美しい・・・」って思ってる。閣下は多分、キリコがどれだけ思いも掛けない感想を述べても、「斬新な視点だ」ってキリコ可愛いになるだけとか。そしてキリコは、やっと終演で外に出て、思わず育ち丸出しに、路上の物売りから焼き栗とコーヒーを買い、閣下にも食べるかと差し出して、タキシードの正装(白いマフラーつき)のまま、路上の真ん中で1杯のコーヒーを分け合う(閣下は紅茶派だけど、キリコからだから付き合って飲む)。そして焼き栗で汚れた手を服で拭くわけに行かず、どうしようかと思ってると閣下がハンカチを差し出して、何か汚すのが悪いな風に受け取ってキリコは手を拭き、「洗って返す」と言って自分のズボンのポケットへ。そして、お返しのように、「寒そうだな」と自分のマフラーを取って閣下の肩に乗せてあげる。そしてオペラ観賞の後、宇宙船乗り逃したクエント人庭師と駆け落ち、と言うオチ。
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