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さすがにGM萌えについて2万字超えで語ると落ち着いたので、やっぱり吐き出すの大事。
超大事。
構わずダダ漏れ。時々青いお空とかに反応投げ。ここのタイトルが時々近況報告。ブラウザバックで戻って下さい。
メルフォ
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2015年1月6日(火)
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vtms
鬼畜義父のよったんと、思春期シャッキリの、高校教師変換もどき。長くなると思うので、畳む。多分救いはない。
赤ん坊の時点で見初められて、適当な時期に養子にするって決定事項だった感じで、よったんはキリコを、多分10歳になる前くらいに引き取って、一応14歳くらいまでは見守るだけにするんだけど、その頃事故にあって、足が不自由になって、歩けるけど杖がいる、車椅子を使うこともあるとかそんな感じになって、傍にいるキリコが、それなりによったんの面倒を見始めるとか。
でまあ、同情を買うってわけでもないんだけど、キリコ的には自分の面倒を見てくれてた大人が、今度はちょっと世話が必要になってるのを、子ども心に気の毒には思ってて、それでちょっとそこにつけ込まれて、ついうっかりよったんに好き勝手を許しちゃうとか。
よったんは体の自由が利かないので、キリコに捨てられるかもみたいな気持ちもあって、キリコを自分に縛り付けるのに、同情を買うのが一番だろうみたいな打算満載。
とにかくキリコを自分の傍に置いて、どこにもやりたくない、他の誰の目にも触れさせたくない、閉じ込めておきたいくらいの感じ。
が、さすがに学校に行かせないわけには行かないし、養子の義理父子で、母親役がいない点で、傍目にも色々外聞があって、よったんはそれなりに外面はできるだけ良い方に保つ努力をしてる。
でないとキリコを取り上げられちゃうから。
キリコとの関係は、一応合意の上で、でもまあキリコの年齢的には完全に淫行(っつか、児童虐待)で、バレたらよったんは社会的には終了。が、キリコを失う以上に恐いことはないので、虐待と言う事実自体は割りとよったん的にはどうでもいい。
成績は良いので、まあ中学レベルは適当にやり過ごして、でもよったんの執着すごくて、あんまり友達はいないキリコ。
時々上級生に生意気って殴られることもあって、家に帰ってはよったんに傷の手当てをしてもらったりして、そのたび、「おまえを守れるのは私だけだ」って呪文みたいに繰り返し言われて、キリコはそれを素直に信じてたりもする。
で、高校入学。そこそこレベルの高い学校で、中学からの同級生とかは全然いないところで、キリコにとっては心機一転、今度は目をつけられて殴られるとかないといいなあってひそかに思ってる(痛いからじゃなくて、単にそういうのがめんどくさいから)。
で、1年上に、キデポタシャッコがいる。この3人は全然タイプ違うのに何となくツルんでて、キデーラは喧嘩っ早いし喧嘩が強いので、ポタリアは成績優秀で、シャッコはクエント人が珍しいのとやたら背が高いのと無口で何考えてるかよく分からないので、校内では割りと有名人な3人で、多分キデーラがキリコに絡んで、割りとまともにキデーラとやり合って、適当なところでポタリアとシャッコが止めて、そんなので3人と何となく親しくなるキリコとか。
ポタリアは基本キデーラが校内外で問題起こすのを止める役で、シャッコはポタリアの手に負えなくなると手を貸しに出て来るけど、基本キデーラはポタリアの言うことは割りと聞くので、シャッコはあんまり何もしない。
で、3人の中で割りとぽつんだったシャッコと、基本ぽつんのキリコが、何となくふたりで行動することが多くなる。
たまたま登校の時に道の途中で一緒になるとか、そうなると当然帰りの道で会うことも多くなって、何となく毎朝、通り道で待ち合わせして登校するようになるとか、校舎の下駄箱で待ち合わせて一緒に帰るようになるとか、そういう感じで。
シャッコはクエント人区域と言うか、何となくクエント人が固まって暮らしてる辺りに住んでて、両親と言う特に決まった人たちとではなくて、テダヤを祖父みたいな感じで、みんなが適当にわいわい集まって暮らしてる感じ。
滅多と他の人間はそこへは入らない。招ばれもしないし、招びもしないしって感じ。
そういう、家族関係の希薄さがふたりとも似てて、そういうのでも何かお互い一緒にいても家族の話をしないのが気楽で、ふたりはどんどん一緒にいる時間が多くなる。
キリコは別によったんに、シャッコと仲良くなったとかそういう話はしないんだけど、よったんは敏感に気づいてて、キリコがいつ自分のところから出て行くって言い出すか、常に不安に思ってる。
高校出たら次は大学で、絶対に家から通えるところか、いっそよったんも引っ越して、とにかくキリコから離れまいと内心必死。
同時に、事故のせいもあって、体力的にキリコとどうこうも思うようにならなくなってて、キリコをどうこうするよりもキリコにどうこうさせる方が主になって、そういうので何かまあちょっとアレな方向へ走ったりとかもあったりとかなかったりとか。
キリコとしては、自分が依存してる相手が、自分に依存し始めてるのを自覚できる程度に大人になりつつあって、よったんの依存を淋しく感じてたり、嫌悪もないでもなかったり、色々気持ちの揺れ動く思春期。
そんな時に、自分と同じ目線でぼつぼつ話のできるシャッコに、どんどん気持ちが傾いて行って、雨の日に傘がなくてふたりとも濡れちゃって、雨宿りの最中に肩とか触れ合って、雨を眺めてる間に、指先も触れ合って、そしたらもう次は手でも繋ぐしかないじゃないか。
その時は、寒かったからとか、雨が降ってて薄暗くて、何となく気分が落ち込みそうだったから、思わず相手の手を握っちゃったとか、そういう言い訳しつつ、次には別に雨が降ってなくても手を繋いだり、それからはもう一緒にいる時はずっと手を繋いでたり、何かそういうプラトニックなことをしてればいいじゃないか高校生シャッキリ。
あ、ちなみにガクランで。体育はすっごい地味なエンジのジャージとかww
でまあ、ある日ついにシャッコの家へ連れて行かれて、テダヤはあんまりキリコを歓迎してないって言うか、クエント人たちは基本的に嫌な顔はしないけど、ヨソ者をあたたかく迎えることも特にはしない。
キデーラとかポタだとそういうのを気にするかもだけど、キリコは基本人とは疎遠にするのが普通なので、そういうのは全然気にならない。
ので、シャッコも割りと気楽にキリコを自分のところへ連れて行くようになる。
そうやって、キリコはどんどんよったんと過ごす時間が短くなって、ある日言い争いでもするといい。
別に大した理由もなく、いつものようによったんが、「どうせおまえはいずれ私を捨てるんだ」みたいな言い掛かりで、キリコはもちろん「おれはそんなことはしない(と思う)」って答えるんだけど、よったんは当然信じない。
で、また呪文みたいに、「おまえを守ってやれるのは私だけだ」とか「おまえを愛せるのは私だけだ」とか延々言い続ける。
いつもなら聞き流すんだけど、キリコはシャッコが自分に、ごくごく普通に接してくれてるのを思い出して、シャッコはこんなこと一度も言ったことがないけど、自分のことをちゃんと好きでいてくれてるって思って、ついうっかり口を滑らせる。「それがほんとなら、いちいち口に出して言う必要はない」みたいに。
不機嫌になって無言になることはあっても、口答えすることはないキリコに、そういう風に言われてよったん激昂。何かもう杖でぶん殴る勢い。
「おまえをそんな風に育てた覚えない!」とか言って、自分に従順に、自分の言ういことだけ聞くように育てたはずなのに!って言う本音がダダ漏れ。
初めて芽生える、よったんに対する不信感に、目を開かされつつも、まだ戸惑うだけのキリコ。
怪我したのに手当てもせずに放置されて、呆然としつつどうしていいか分からずに、結局ふらふらシャッコのところに行っちゃう。
シャッコは突然やって来たキリコに驚くけど、何も聞かずに傷を見てくれて、手当てしてくれて、帰りたくないって言うキリコに自分のベッド明け渡して、自分は床に毛布敷いて寝て、でも結局ふたりとも眠れなくて、キリコがベッドから差し出した手をひと晩中握ってるとかそんな。
翌日一応家に帰るんだけど、それからキリコは逆上したままのよったんに監禁状態。
怪我してたので、家で休んでるのかなって、2、3日は様子見してたシャッコもさすがにおかしいって思い始めて、担任から聞き出したキリコの家に、様子を見に行く。
行ってみたら、顔を出すのは杖ついてるよったんだけで、頑なにキリコに会わせまいとする。
シャッコを、どうやらキリコと親しい相手らしいと悟って、よったんもやたらと攻撃的。
よったんの態度があんまりなので、シャッコは一応その日はおとなしく帰るんだけど、やっぱりキリコが学校に来ないし、連絡もないままなので、毎日キリコの家に会いに行く。
行っても、出て来るのはよったんだけで、キリコはちらとも顔を見せない。
で、ある日ついにシャッコがキレて、強引に家の中に入って、よったんを押しのけながらキリコを探す。
見つけてみたら、裸で縛られてるわ、傷だらけだわ、これどう見てもまずいだろって見た目で、シャッコはよったんがやったものと思って(その通り)、よったんに対してすごい怒る。
キリコは、シャッコ相手だとよったん死ぬかもって思って、一応止める。それでも、自分の保護者だから。間違った方向だけど、愛情があるから。
キリコに止められて、一応その場はキリコのために怒りを抑えて、よったん無視してキリコの手当てをするシャッコ。
その間に、ここから出ようってシャッコは言うけど、キリコはそれは(まだ)できないって言う。
家を出ても行くところはないし、誰かの世話になるなら、それは今と同じ状態に陥るだけだから。
シャッコはキリコを説得できないまま、ひとり家に帰る。
翌日からはキリコは一応学校へ戻って来て、何もなかったみたいに振る舞う。
自分とよったんとのことがばれて、何となくシャッコとはちょっとよそよそしい感じ。
シャッコも、よったんとのことが引っ掛かって、キリコに問い質すこともできずに、ひとりうだうだ。
何となく遠回しにキデポタに、キリコとちょっと喧嘩したみたいな言い方で打ち明けたら、キデーラが冗談で、「You!駆け落ちしチャイナYO!」みたいに言って、ポタがたしなめるのも間に合わずに、うっかり本気に受け取るシャッコ。
実のところ、クエント人だけで固まってひっそり生きる、みたいなのに、思春期らしく疑問を抱いてたシャッコなので、これはそこから抜け出すチャンスでもあるかも、みたいに脳内暴走して、キリコと一緒に逃げる話に飛びつく。
キリコは、何かもう色々あり過ぎて疲れてて、半分くらい投げやりにシャッコの案に同意する(積極的に反対はしない、と言う感じで)。
夜中に家を抜け出して、駅の近くで落ち合って、とにかくどこか遠くへ行こう、それから考えよう、何とかなる、って感じに電車に飛び乗ったら、乗り換えの駅で警察に補導されました。よったんが速攻で家出の通報してて、日付変わる前に家に戻されました。
シャッコはテダヤに叱られるだけで済むけど、よったんの方はそうは行かない。シャッコが恐れてた通り、よったんは逆上通り越して、キリコに無理心中仕掛けて、挙句自分だけ逝く羽目になったよ、とかそんな。
病院で目が覚めて、キリコはよったんだけ逝っちゃったことを、傍にいたシャッコから聞いて、一応泣く。3粒くらい涙を流す。
よったんは、自分と一緒にキリコを殺そうとしたけど、結局果たせなくて、それはキリコのことを愛し過ぎてたからで、それが分かるから、キリコはよったんが可哀想で泣く。
よったんは、自分を置いて逝ったんだって知ってるから、泣く。
シャッコとそのままふたり、一緒に生きて行くけど、ずっとよったんのことは忘れられない。愛し続けてるとかそういうことではなくて、治らない傷状態で、キリコはよったんのことが忘れられない。
そういう傷を抱えたままのキリコを、シャッコは自分も傷つきながら、一生愛して行くとかそんな。
オチはないよオチは。
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